雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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サルタヒコ

サルタヒコ

○撮影場所
愛知県半田市岩滑新田 平井組神明車
○制作年代:大正8(1919)年 初代彫常

サルタヒコは天孫降臨を表現する彫刻があれば、確実に登場する。
また、アメノウズメと組み合わされることが多い。

■概要
『古事記』『日本書紀』に登場する国津神。
天孫降臨の時、道案内の神として登場する。その容貌は 背が高く、鼻が高く、目が輝いていたというもので、このことから 天狗と混同されることが多い。
サルタヒコと掛け合ったのがアメノウズメであり、後に夫婦になったとされる。

■特徴
彫刻では天孫降臨の場面にのみ登場するので、そのなかでも 鼻が高い表現をされていたらばサルタヒコである可能性が高い。
また、アメノウズメと組み合わされることが多いので、見分け方は簡単。

出典・参考

・『日本書紀』神代下(坂本太郎他 校注『日本書紀(一)』岩波文庫 1994年)
已にして降りまさむとする間に、先駆の者還りて白さく、「一の神有りて、天八達之衢に居り。其の鼻の長さ 七咫、背の長さ七尺余り。当に七尋と言ふべし。且口尻明り耀れり。眼は八咫鏡の如くして、てりかかやけること 赤酸醤に似れり」とまうす。(中略)
衢神対へて曰はく、「天照大神の子、今降行すべしと聞く。故に、迎へ奉りて相待つ。吾が名は是、 猿田彦大神」といふ。

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