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御香宮神社表門

御香宮表門

○データ
・場所:京都府京都市伏見区 御香宮神社表門
・年代:元和8(1623)年 現在地に移築といわれる
・国指定重要文化財

御香宮神社は安産の神である神功皇后を中心として祭っている神社です。
表門は、1623(元和8)年、水戸藩初代藩主徳川頼房(1603〜1661) によって寄進されたものと伝えられ、もとは伏見城の大手門であったといわれています(伏見城から移築されたという 建物は数々あるといわれるが、信憑性は高いといわれる。これが真実だとすれば1601年の伏見城再建時のものか)。
装飾は中国二十四孝のうち孟宗、唐夫人、郭巨、楊香。
彫刻には胡粉(白色)の痕が見られ、彩色の下塗りであると思われますので、もともとは彩色が施されて いたのではないかと思います。

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