雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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三峯神社拝殿

三峯神社

○データ
・場所:埼玉県秩父市 三峯神社
・年代:寛政12(1800)年
・昭和37(1962)年改修、平成16(2004)年彩色修理
・埼玉県指定文化財

三峯神社は古く景行天皇の時代、ヤマトタケルノミコトが造営したと言われます。
さまざまな伝説に彩られていますが、室町時代末期以降は関東天台修験の総本山として 隆盛を極めました。また、狼をお使いにしていることで有名です。
明治時代の神仏分離令で三峯神社となり、今に至ります。

さて、三峯神社拝殿は寛政12(1800)年の造営、最近では平成16年に彩色などの修理が 行なわれ、極彩色の社殿を見ることができます。行ってみるとわかるのですが、こんな山中にこ んな豪華な建物がと思うくらいの場所です。
装飾彫刻は七福神の遊び、司馬温公瓶割などの人物彫刻、鳳凰、亀、飛龍、鶴などの 動物彫刻で占められており、地の色は主に赤、極彩色の、といいつつも比較的落ち着いた造りになっています。
というのも、同じ敷地にある手水舎をみるとそちらの方がインパクトが強く、拝殿がおとなしく見えるのです。 この2点は50年ほどの差ですが、その差がどれだけ大きいことか、実際見ると実感すると思います。

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