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高山祭(秋) 鳩峯車(きゅうほうしゃ)

鳩峯車

○データ
・名称:鳩峯車
・起源は延享4(1747)年、名称大津絵
・文政9(1826)年大破
・天保8(1837)年、改造と共に鳩峯車に名称変更

○写真
雲龍幕 明人遊苑図(左)  明人遊苑図(右)
中国人物図   獅子

○概要
鳩峯車は彫刻・幕とも豪華に飾られた屋台で、秋の高山祭では数少ない見送り幕を 備えています。また、大八台と並んで車輪は三輪。 上段破風には波、欄間部分は牡丹。
中段部分の幕は前面は中国のデザインである雲龍。左右は明人遊苑図とありますが、 見るからにはアラビア系、もしくはインドの姿です。後方見送り幕は中国人物図と伝わっています。
下段前面は龍の彫刻、車輪廻りや後方は唐獅子の彫刻がされています。

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