雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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大乗寺 総門(石川県金沢市長坂)

大乗寺総門

○データ
・書:金獅峯(きんしほう 大乗寺の別名)
・筆者:月舟宗胡(げっしゅうそうこ 禅僧 1618〜1696)

○みどころ
全国に多くの書を残した月舟は寛文11(1671)年、大乗寺の住職になり 曹洞宗の建て直しに入ります。その時に書かれたものと推測されます。
書を見ますと、「獅」「峯」の最終画の抜き方はそのまま抜いてしまった のか、それとも何らかの意図があったのか両方とも同じ姿。
また、横画が全体的に右上がりが強いところも特徴といえるでしょうか。

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