○データ ・書:神明さくら ・年代:昭和11(1936)年
○みどころ 「神明」は草書体で、「さくら」は平仮名です。 漢字の部分は平仮名に溶け込むかのように、連綿と書かれています。 筆が浮かんで沈む(浮沈)姿がまざまざと、特に「明」の字によく 見えてきます。 もともと漢字の書き方と平仮名の書き方は違うもの。同化したのは 鎌倉時代といわれています。