雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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兼六園 明治紀念之標〔1〕(石川県金沢市)

兼六園

○データ
・書  ―  ・筆者:前田斉泰(加賀藩13代藩主 1811〜1884)
・年代:明治11(1878)年 67歳

○みどころ
文意は西南戦争で亡くなった石川県出身者を弔うものです。
文字が小さくて申し訳ありませんが、ここで紹介したいのは 明治時代になって和様・唐様のうち唐様が台頭するのですが、 その上に中国直輸入の楷書が現われた、ということです。
明治は楷書が立ち上がった時代、石に刻むという認識が 改めてもたらされた時代です。

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