雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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頂法寺　六角堂（京都市中京区）

○データ
・書：六角堂
・年代：明治２７（１８９４）年

○みどころ
六角堂の香炉に鋳込まれた書です。
全体を見てのとおり、誇張されていない筆画がないくらいの書です。
点は丸と化し、起筆・収筆はいずれもこぶや髭のよう。そして「角」 の字は何かの記号のような姿。怪しげな上昇感もあります。
明治２７年寄進ということですが、何か原本があったのか、 それとも明治期に書かれたオリジナルなのか。