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四天王寺 大鳥居(大阪市天王寺区)
○データ
・書:釈迦如来 転法輪処 当極楽土
東門中心
・筆者:伝説では弘法大師空海(774〜8
35)もしくは小野道風(894〜966)
○みどころ
まず意味ですが、おしゃかさんが説法をしているところで、ここは
極楽の東門の中心、というもの。ここから阿弥陀如来の極楽浄土へ
行けるといわれています。
書を見ていきますと、所々でうねりが見られる典型的な和様の書。
「中」の字を見ますと、いかにも筆の腹でなでたような書きぶりが
みえてきます。