この書は微、變(変)、體(体)、勢の字を行書という形で書いてあるものです。 行書といえば、今ではポピュラーなスタイルなので、この姿を見ても違和感はないと思います。 『篆隷文体』によると、三国志の魏(220〜265)の時代、鐘ヨウに よって書かれたとあります。 当時書家としても名だたる存在でしたので、こう書かれても無理はありません。