この書は順に子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥、 と気候直時之書というかたちで書かれたものです。 見てのとおりですが、十二支です。しかも、文字というより 動物の形そのままです。 『篆隷文体』には、漢の文帝(前202〜前157)の時代 に司馬長郷なる人が書いたものだといいます。