この書は皇、帝、壽(寿)、昌の字を刻符書という形で書いてあるものです。 これは果たしてそう見えるか。 『篆隷文体』の注に従うしかありません。 『篆隷文体』によると、印璽(いんじ)に使われたものとあり、 秦始皇(紀元前259〜紀元前210)の時代以降も使われたとあります。 また、一説には漢字のはじまりにも関連するといいます。