この書は遠、帰(歸)、聖、徳の字を天竺書という形で書いてあるものです。 どうすればそうみえるか?『篆隷文体』にはこのように あるので、今はそれに従うしかありません。 『篆隷文体』には、梵王がつくったものとあります。天竺とは インドのことですから、インドの文字を漢字表現につかった ものかと思います。