○データ ・書:東照大権現 ・筆者:後水尾天皇(1596〜1680) ・年代:陽明門造営時である寛永13(1636)年以降か
○みどころ 全体的にS字の流れに沿った起筆、送筆、収筆という 典型的な和様の書です。他の霊廟における後水尾天皇の書と 違い、力みのようなものが無く、誇張も見当たりません。 陽明門の書は周囲の彫刻群に押され気味ですが、 静かなたたずまいが逆に存在感を出しています。