雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

ホーム>書の間>書の風景>神社の書>卯辰山三社(天満宮)拝殿

卯辰山三社〔天満宮〕 拝殿(石川県金沢市)

卯辰山天満宮

○データ
・書:天満宮   ・筆者:高辻修長(1840〜1921 明治時代の貴族)
・従三位行侍従とあるから明治元(1868)年〜明治17(1884)年の子爵叙爵 の間に書かれたものだろう

○みどころ
いつごろ書かれたかがよくわかりませんが、たぶん明治時代 のものだと思います。
「満」の字はまるで手本から飛び出した感じがするくらい へんとつくりのバランスがきっちりしています。 それにくらべると「宮」の字がやけに硬くなっています。

※関連事項
・卯辰山三社:石柱

Copy Right©YUHO-KAKU All Rights Reserved.

書の間

書の風景

書のみかた

雑体書の世界

卯辰山三社の書
愛宕神社(石柱)