○データ ・書:浅草寺 ・筆者:良尚法親王 (天台座主 1623〜1693) ・年代:元禄5(1692)年
○みどころ 隷書を基とした書ということが「浅」の4画、「草」の 8画、「寺」の3画目の波磔からそれぞれ窺えます。額の書に よくある誇張の感じがあまりなく、どちらかといえば すっきりした感じさえあります。 ただ、本場中国の隷書に比べれば日本風の柔らかさが出ている ことは否めません。