雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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知恩院 三門(京都市東山区)

知恩院三門

○データ
・書:華頂山
・筆者:霊元天皇(1654〜1732)

○みどころ
起筆と終筆に力を 過剰に込めている部分や、隷書の波打つ横画(波磔)などは、見 せつけるに十分な形です。
しかし、隷書というにはごつごつし感じが強く、 雑体書に入るでしょう。
江戸時代には隷書が輸入されていたようですので、 それを基にしているのではないかと思います。

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