○撮影場所:奈良県橿原市 久米寺金堂
建物の梁を支えるかのようにいた一体。角などは見当たらない。
■概要
伝説の動物。装飾彫刻では鬼・力士などと称される。
単体でいることはなく、梁を支えたり、灯籠や香炉を持っていたりと、
その力を発揮している。
■特徴
・単体としての装飾ではなく、必ずといっていいほど何かを支えている。
・支えるモノとして燈籠、香炉、建物の梁(はり)など多数。
■来歴
奈良県唐招提寺金堂の鬼を筆頭に、古くから梁や屋根の隅を支える存在
としていることが認められる。ただ、見にくい場所が多く、大分見落としがあるのではないかと
管理人は思っている。
その鬼の華は興福寺にいる天燈鬼・龍燈鬼像(国宝)である。