建物のみかた、装飾の見分け方が分かってくると、次は「装飾に込められた何か」
を読み解いていくことになります。ところが、江戸時代以前の知識は現代の感覚では
分からない、もしくは忘れ去られたものがほとんどです。
ここでは、江戸時代以前の常識とされる知識を読み解き、それと装飾の関連性、
ひいては「装飾に込めた何か」を読んでいこうかと思います。
十干十二支 | 五行配当・相生・相剋 | 陰陽五行と十二支 |
鳥獣戯画の動物 | 飲中八仙歌 | 太平記と装飾意匠(中国編) | 能と装飾意匠 |
日本神話と装飾意匠 | 琴棋書画 | 十二支とは | 四神とは |
そもそも、「装飾彫刻」とはなんでしょうか。どこにあるのだろう、どう見るのだろう。
まずは導入部、「装飾彫刻」はどこに、どのようにいるのでしょう?
なお、「装飾彫刻」には「堂宮彫刻」や「大工彫刻」、「建築彫刻」、「彫り物」
と別名が多いですが、寺社や建築にこだわらず装飾を見ますので、
「装飾彫刻」で統一します。
蟇股とは | 木鼻とは |
手挟とは | 破風とは |
組み合わせを見破る | 組み合わせ表 | 仙人の見分け方(作成中) |
参考資料総覧 |
江戸図屏風にみる建築装飾 |