○撮影場所:富山県高岡市 勝興寺本堂
(蟇股)
○制作年代:明治末期
とにかく謎の多い霊獣、『和漢三才図会』に記載されているものの、その他の情報は
今のところない。幅広い情報を求めます。
■概要
伝説の瑞鳥。『和漢三才図会』には『拾遺記』の引用として
「人面に鳥の喙、八つの翼をもち一足、毛の色は雉に似ていて進行するにも
土をふまない。」としており、挿絵もある。
写真は正和勝之助『勝興寺の装飾彫刻』に則り青ダクとした。
■特徴
・顔は人間に近いという
・翼は8枚、脚は1本
青ダクはガルーダではないか?と言う意見が寄せられています。インドのモノが中国を経て
日本に流入したといえるかもしれません。
仏尊ではカルラがそれに該当しますので、可能性は否定できないところです。
情報をご提供くださいましたFさん、Yさん、ありがとうございました。