スウ虞(スウ虞)
○撮影場所:埼玉県長瀞町 宝登山神社拝殿
○制作年代:明治7(1874)年
組み合わせから四神の白虎としての表現だが、炎をまとう姿は『和漢三才図会』にあるスウ虞である。
・正徳2(1712)年『和漢三才図会』巻第三十八 獣類 スウ虞(ワイド版東洋文庫『和漢三才図会』6)
『本草綱目』に、酋耳【スウ虞の別名】は状は虎に似ているが白くて黒文がある。尾は身体よりも長い。
太平の世に姿をあらわす。生きた物を食べず、自死した動物を食べる。虎、豹を見ればこれを殺す、とある。
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