○撮影場所:
富山県射水市 新湊曳山祭古新町山
の王様(御神体)
○制作年代:文政5(1822)年以前
なぜ諸葛亮が曳山の御神体となっているかはわからないが、江戸時代の日本でも
絶大な人気を誇っていたという。
■特徴
・道士のような服装
・手に団扇(写真では軍配)を持つ
・髯を生やし、端正な顔立ち
■概要
181〜234。字を孔明(こうめい)、
中国三国時代、蜀の丞相にして軍師。
この人のエピソードをあげるときりがないが、
主君となった劉備(161〜223)のため、
蜀のために東奔西走、主君が亡くなってからも蜀のために命を捧げる。
また、超能力的な力(軍師というのは
占星術などもできるので、不思議ではないが、あまりにも
すごい)を発揮したりしている。
孔明に関する故事は多く、「三顧の礼」や
「死せる孔明、生ける仲達を走らす」など、有名なもの
ばかりである。