○撮影場所:富山県高岡市 伏木曳山祭本町山
○制作年代:天保12(1841)年
銘文により判定できるが、『有象列仙全伝』の挿絵からも判断できる。
他の作例もないか見ていきたいところである。
■概要
夫婦で仙人になった人物。
『有象列仙全伝』には夫婦の記載は簡潔に留まり(医者で、夫婦ともに
仙界に昇天したというくらい)、沈羲がその後十余世の子孫に
仙界の話をすると言う内容に重点を置いている。
また、この彫刻や図版にも牛がいるが、なぜ牛がいるのかも今のところは
わからない。中国における牛が何を象徴しているかも探っていきたい。