上伊勢町山の正面装飾(欄間部分)。 螺旋になっているのが巻物、真ん中には団扇、そして払子があります。 強引に言うならどれも僧侶の持つものなのですが、どちらかと言うとおもしろい形、 宝物になる価値のあるものの組み合わせとして装飾されたと考えたほうがいいかと思います。 もちろん、今は価値水準が違いますので宝物などにはならないかもしれませんが、 当時の価値判断で見れば貴重であったことは間違いないかと思います。