○データ
・場所:栃木県日光市 二荒山神社本殿(写真は拝殿)
・年代:本殿は元和5【1619】年 徳川秀忠による
・国指定重要文化財、世界遺産
・令和2【2020】年 大修理完了
二荒山神社は日光を霊場として開いた勝道が神護景雲元【767】年、二荒山の神を祀る祠
を立てたことに始まるとされています。その後も山岳霊場として隆盛し、一時衰退したものの、
江戸時代、東照社(東照宮)が日光に創建されると、二荒山神社もまた隆盛を取り戻しました。
さて、二荒山神社本殿は元和5【1619】年、徳川秀忠による造営で、日光山内で現存する
最古の建造物になります。
残念ながら横から透塀越しにその姿を拝することになりますが、ちらりと装飾を観ることが
できます。なお、久しく大修理が行われていましたが、令和2【2020】年完了、往時の彩色が
蘇りました。