○データ
・場所:滋賀県大津市坂本 西教寺本堂・客殿・鐘楼
・装飾箇所:蟇股(本堂・鐘楼の猿)、障壁画(客殿)など多数
西教寺は大津市坂本にある天台真盛宗総本山
です。聖徳太子のころからあるといいますが、室町
時代、真盛(1443〜1495)によって再興しました。
この寺院でみるべきは、猿です。屋根の上、
建物の蟇股、とにかく猿がいます。
ときには本物の猿もいるとか。
真盛が危機の時、猿が身代わりになった伝説
があります。
また、本堂欄間の彫刻(十六羅漢)、鐘楼(猿)、
唐門(麒麟など)客殿(伏見城の遺構といわれる)
は、見てほしいところです。
写真は鐘楼にいる猿です。御幣を持ち、烏帽子をかぶっています。