高山祭(秋) 神馬台(じんまたい)
○データ
・名称:神馬台
・起源は享保3(1816)年
・現在の屋台は明和6(1769)年、高砂台として建立
・文化9(1812)年、神馬台に名称変更
○写真:神馬
般若
○概要
神馬台は祭神として神馬を乗せていることからその名があります。
もともと高砂の翁・媼を乗せていましたが、鳩峯車に譲ったので、変更したといいます。
装飾を見るとまず目立つのは幕の般若。刺繍ではありますが、神馬と共に神馬台
の目印と言っても過言ではありません。
彫刻は屋根の上の瓔珞をくわえた鳳凰(1対)と下段の極彩色の雲と龍くらい。
秋の高山祭全体に言えることですが、彫刻以外の装飾が目を引くことが多く、神馬台も
般若の幕が一番主張していると言えましょう。