葵(あおい 家紋)
○撮影場所:石川県金沢市 尾崎神社拝殿扉
いわゆる「葵の御紋」といわれる形。江戸時代当時は絶大な権威を持っていた。
キュウリの輪切りがこの紋に似ているというのでたべなかったという話もある。
■概要
正式にはフタバアオイといい、ウマノスズクサ科カンアオイ属。多年草で日本固有。
装飾は京都賀茂祭(通称葵祭)にて用いられ、賀茂社の神紋である葵の葉を身につける。
また、徳川将軍家のいわゆる「葵の御紋」として有名。
装飾彫刻では家紋としてみるくらいしか、今のところはない。
出典・参考
・高藤晴俊『図説社寺建築の彫刻』