万年青(おもと)
○撮影場所:
埼玉県熊谷市 妻沼聖天山歓喜院本殿
吉祥天・西王母の足元にさりげなくある万年青。長寿の意を持つ。
■概要
キジカクシ科オモト属の常緑多年草。観葉植物。
江戸時代には観賞用として大ブームが起きたほど人気のある植物。
一見地味ではあるものの、装飾彫刻では見る機会が多い。
■特徴
・実は赤く、小粒がまとまっている
・葉は実より大きく、波打っている
・万年青百態:下記へ
■意味
万年青(まんねんあおい)ということから、長寿の意味がある。
出典・参考
・高藤晴俊『図説社寺建築の彫刻』
・青木宏一郎『江戸のガーデニング』