○データ ・書:圓光大師二十五霊場 ・年代:文化8(1811)年
○みどころ 何の変哲もない楷書ではありますが、楷書にある厳しさ が見当たりません。 「トン、スー、トン」の三折法ではなく、「トン、スー」 「スー、グーッ」と言うリズムの二折法で書かれているからでしょう。 いかにも日本的な楷書の姿。 厳しい楷書が出てくるまであと60年、明治を待つしかなかったのです。