○データ ・書:蓮華院 ・筆者:佐久間象山(兵学者 1811〜64)
○みどころ 佐久間象山は学者なので、唐様、つまり中国風の書を好んで書いたようです。 しかし、あくまでも中国風、本場の強さには遠いです。 しかし、「院」の字のうかんむり(6画目)の横画の入り方は鋭く、転折部では 微妙な形ですが肩を作り、存在感を出しています。