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大伴家持(おおとものやかもち)

大伴家持

○撮影場所:富山県射水市 新湊曳山祭荒屋町山(背面鏡板)
○制作年代:昭和27(1952)年
妻(?)を従え、紙と筆を持ち、越の海を眺めつつ歌を詠もうとしている場面。 装束は奈良時代のものであるが、大伴家持といわれないとわからない。

■概要
718?〜785。奈良時代の政治家にして歌人。 日本最古の歌集『万葉集』の編さんに関わったといわれており、なかには 地方で歌ったもの(特に北陸のものが著名)もある。
もともと大伴氏は武門の家で、古くから続く名家だが、それとともに 争いに巻き込まれることの多い家でもあった。後に子孫は伴(とも)氏 と改めるが、藤原氏の勢力にはかなわず、没落していく。 応天門の変で失脚した伴善男(とものよしお)が、その人。

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