城端曳山 諫鼓山(かんこやま)
○データ
・名称:諫鼓山(西下町)
・創建:享保年間(1716〜1735)
嘉永年間(1848〜1854)に大修繕、
明治・大正時代の改修で現在の姿になる。
諫鼓山はもともと曳山巡行の一番を飾っており、城端曳山の中でも
最古とされています。山の名は尭王の故事である諫鼓鳥から。神像の
尭王に相応しく、曳山装飾も豪華な彫刻で飾られています。
さて、装飾を見ていきますと、尭王の傍らには諫鼓鳥が置かれ、
平和の象徴を醸しだしています。鶏は後屏、山の中段の装飾にもみられ、
尭王の象徴となっています。
勾欄付近は獅子や龍が用いられ、また下段は新しいものですが鳳凰・麒麟・龍虎の彫刻があり、尭王の威を示しています。
飾金具は獅子、鳥、唐子など。
装飾配当表