○撮影場所:京都市東山区 豊国神社唐門(綿板) ○制作年代:16世紀末 ここで注目すべきは、綿板という空間を2つつなげて鯉と水を表現している点であり、 普通であれば空間ひとつで表現が完結するものの、この装飾では空間から飛び出そうとするかのように 表現されていることである。 御覧のように、鯉が綿板という空間から飛び出して隣の綿板に今にでも移ろうとするような、 このような表現はなかなか見ない。
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