大根(だいこん)
○撮影場所:石川県金沢市 西養寺聖天堂
○制作年代:天明3(1783)年以降
大根は聖天(歓喜天)という仏尊の象徴。祀っているところには必ず大根にちなんだものがある。
大根と巾着が聖天の象徴。
■概要
アブラナ科ダイコン属の野菜。大きな根(おおね)が名の由来。
日本全国、さまざまな種類があり、色・形も様々。
装飾彫刻では歓喜天(聖天)関係の寺院のみ見ることができる。
■特徴
いわゆる野菜の大根そのものであるが、聖天関係の装飾で使われる時は、
ほぼ二股である。
■意味
聖天関係で使われる時は、男女交合の象徴。