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大塩八幡宮 中門(福井県越前市)
○データ
・書:八幡宮
・筆者:松平茂昭(福井藩15代藩主 1836〜1890)
○みどころ
「八」はまるで口ひげのような表現がされており、
これだけでも見ごたえがあるのですが、「幡」の字は
綺麗に正方形に入る姿。「八」に比べると萎縮したように見えますが、
筆画の多い字はこれくらいにまとめるとすっきり見えます。
「宮」の字の口と口の間がないのは誤字ではなく
昔からの表現。どちらかというとこのような姿である場合が額などでは
多いです。