ホーム>書の間>書の風景>神社の書>北野天満宮楼門
北野天満宮 楼門(京都市上京区)
○データ
・書:文道大祖風月本主
(ぶんどうのたいそ ふうげつのほんしゅ)
平安中期の貴族、大江匡衡(952〜1012)が作成した
願文にあり、「北野天神縁起」にもこの文が出てくる。
○みどころ
文意は、天神菅原道真を讃える言葉です。
書としてみると、典型的な和様の書です。
たとえば「風」の1画目、スッと入ったかと思えば
ちょっとうねって、2画目もはねるというより、
スッと筆を抜くという感じです。
「強さ」より「たおやかさ」がある書です。